答えのある問題ばかり好んで取り組んできたためだろう。出来事に対して、納得のいく理由を出そうとしてしまい、結果、原因の探求に着手しだす癖が抜けない。いつの間にか重箱の隅をつつきだす。おかげで物語の作成が遅々として進まない。

 

物語を作ろうとする時ですら、理由を求めて細部の設定を作ることに夢中になり、設定を詰めるために設定を作りだして、それが延々と続く。なんというか、空気が読めていない。まるで機械のようだ。

 

作業自体は楽しんで行えているし、原因の究明は好きなのだが、過去に起こった事象にどこまでもこだわるせいで、いつまでたっても完成しない。未完成のままだ。見切りをつけて終わらせる癖をつけないといけない。

 

ここに来るまで29年。答えの出る問題にばかり好んで取り組んできたつけが回ってきたという事か。まるで腹についた脂肪のようだ。楽をすればその分、どこかで苦労をすることになる。

 

だがその分、変えられたときはスカッとするだろう。さて、まずは短い物語を完成させる練習を、焦らず行い続けよう。